冬になると、今年こそ工事を頼もうかと考える。でも、こんなに寒いのに頼めるのか、迷ってしまう。
結論
結論:断熱工事は冬でもできる
家暖リフォームは、冬でも工事を請けます。工事をする場所が、部屋の中と床下、天井裏だからです。
- 内窓、床下、天井の工事は、住みながらできます。家を壊さない工事が中心です
- 内窓(今の窓の内側に足す窓)は、1〜2日ほどです
- 床下の断熱、天井の断熱、気流止め(壁の下側のすき間をふさぐ工事)は、ほとんどの家で数日です
- 寒い時期なら、困っている寒さをそのまま職人に見てもらえます
ほかに、玄関ドアとお風呂の交換も頼めます。
冬のあいだのご相談も、お受けしています。現地調査には、必ず専門の職人が伺います。家に来て窓と床下、天井裏を見る調査で、1〜2時間ほど、無料です。

※イメージ図です。どの工事をするかは家ごとに違います
工事中の暮らし
内窓、床下、天井の工事は、住みながらできる
内窓の工事の日は、工事をする部屋を避けて、ほかの部屋で過ごします。床下と天井の工事は、職人が床の下と天井の上で進めます。どの工事も、仮住まいを探さずに進められます。
アンケートで集めた声です。
「工事中も普段どおり生活できるのか、家具の移動などが必要になるのかも気になっています」(福岡県・30代)
国土交通省のパンフレットも、家の一部を断熱する工事なら、仮住まいが要らない場合があると書いています。要る場合があるのは、工事の内容や範囲が違うときです。家具は、別の部屋へ移すだけで済む場合も多いと書いています。

※イメージ図です
工事の日数は、内窓で1〜2日ほど、ほかはほとんどの家で数日
LIXIL は、内窓のインプラスの取付けを1窓あたり約60分と書いています。ドラマ1本ぶんほどで、現場の状況で変わる、メーカーの目安です。
窓の数や頼む工事で、日数は変わります。

※イメージ図です
お風呂の交換は、入れない日がある
断熱ユニットバスへの交換も、冬にお請けします。工事のあいだはお風呂に入れません。何日かは工事の内容で変わります。工事が終わっても、すぐには入れない場合があります。近くの入浴施設を、先に調べておいてください(LIXIL のコラム)。
断熱ユニットバスの選び方は「断熱ユニットバスは、高断熱浴槽と壁・天井・床の保温材で選ぶ」に書きました。

※イメージ図です
工事のやり方
内窓は、今の窓を残して、内側に足す工事
職人は部屋の中から、樹脂枠のペアガラスの窓を取り付けます。
窓まわりで変わることがあるのは、カーテンとブラインドです。カーテンレールが窓枠の内側にあると、付け替えが要ることがあります。ブラインドは、外す場合があります(LIXIL のQ&A)。どちらも現地調査で窓を見て確かめます。
内窓で冬の部屋に何が起きるかは「内窓を付けると冬の部屋はどう変わる?」をご覧ください。

※イメージ図です
床下の断熱は、床の下で職人が進める
床の板ははがしません。職人が床下点検口(床にある、床下へ入るふた)から入ります。床板のすぐ下、床板を支える木のあいだに、断熱材のボードをはめ込みます。
点検口があるか分からなくても、かまいません。現地調査には、必ず専門の職人が伺います。そのときに確かめます。無い家は、ご希望があれば作ります(費用がかかります)。
壁の下側のすき間をふさぐ気流止めも、床下から行います。すき間に詰めるのは、ガラスを細い繊維にした、綿のようなグラスウールです。気流止めをしても、空気が完全に止まるとは限りません。
床下の換気口は、冬でもふさがないでください。床下の湿気を外へ逃がす穴です(建築基準法施行令22条)。冷たさは、床板の下の断熱と気流止めで減らします。

※イメージ図です。厚さや寸法は実物どおりではありません
天井の断熱は、天井の上で職人が吹き込む
部屋の天井ははがしません。職人が天井点検口(天井にある、天井裏へ入るふた)から天井裏に入り、ほぐしたグラスウールを天井の上に吹き込みます。天井を支える木の上にも載って、一面の層になります。
今ある断熱材は、基本的に取り除かず、その上に吹き込みます。できる家では、天井裏から壁の上側のすき間もふさぎます。吹き込み方は「ブローイング工法とは?」で説明しています。

※イメージ図です
よくある質問
よくある質問
春まで待ったほうがよいですか?
季節で決めなくてかまいません。金額を見てから断ることもできるので、家暖リフォームは、ご都合のよい時期に現地調査を受けることをすすめます。
古い家でもできますか?
できます。築年数だけでお断りしません。古い家の話は「築40年の家でも断熱リフォームはできる?」にまとめました。家暖リフォームは、現地調査で今の状態を見てから工事をすすめます。
工事の翌日から暖かくなりますか?
工事が終われば、暖房の熱は逃げにくくなります。何度上がるかは、家と暖房の使い方で変わるので、お約束していません。暖房をつけない家は、断熱をしても暖かくなりません。家暖リフォームは、工事のあとも今の暖房と一緒に使うことをすすめます。

※イメージ図です
頼むとき
家暖リフォームでできること
窓だけ、床下だけ、天井だけでも頼めます。どこから頼むか迷ったら「家を暖かくするリフォームはどこから?」を読んでみてください。
- 窓は、内窓(窓暖プラン)です。樹脂枠とペアガラス(Low-E)の窓を足します。窓のすきま風は、内窓で防げます
- 床下は、床暖プラン(床暖房ではありません)です。床板のすぐ下に厚さ80mmの断熱材を入れ、壁の下側のすき間をふさぎます。気流止めだけの工事は行っていません
- 天井は、天井断熱です。グラスウールを標準で230mm、沈む分を見込んで多めに吹き込みます
玄関ドアのカバー工法(今の枠の上に新しい枠を付ける工事)と、断熱ユニットバスへの交換もお請けします。
それぞれ経験豊かな専門の職人とタッグを組み、信頼性の高い工事を行っています。断熱材の脱落と厚み減少は1年保証で、気流止めの詰め物も対象です。料金の目安は、プラン・料金案内に載せています。

※イメージ図です。壁の上側の気流止めは、天井断熱をするとき、できる家だけ行います
頼むときは、まず現地調査
寒い時期なら、困っている寒さをそのまま職人に見てもらえます。どの部屋のどのあたりが冷えるかを、その場所で話せます。朝だけ寒い部屋は、寒い場所と時間帯をメモにして、職人に見せてください。
現地調査には、必ず専門の職人が伺います。時間は1〜2時間ほどです。窓と床下、天井裏のほか、押入れの下と階段の下を見て、今の断熱の状況を調べます。床下や天井裏に入れない家は、見える範囲で確かめます。床下と天井裏は、ご自分で入らないでください。

※イメージ図です
現地調査で聞いておくとよいことです。
- 家具は誰が動かすか
- 工事の日に家にいるか
- 音とほこりはどのくらいか
- ご自宅の工事は何日か。お風呂に入れないのは何日か
- 内窓はいつ付くか
- 使える補助金があるか
現地調査とお見積りは無料で、金額を見てから断ることもできます。内窓以外の工事は、日程によりますが、現地調査から工事に入るまで1か月以内が目安です。
電話では「現地調査をお願いします」と伝えるだけでかまいません。受付は、基本的に平日です。大分県を中心に、九州一円に伺います。
お問い合わせ
現地調査とお見積りは無料です

池永征司(家暖リフォーム/株式会社コンクレタス 代表取締役社長)
コンクリート製品の開発と販売を手がけ、UA値0.19のコンクリート製の超高断熱住宅を開発しました。その経験をもとに、大分で家を壊さない断熱リフォームを始めました。記事は、現場で見てきたことと、国や研究機関の資料をもとに書いています。
この記事の出典
- 国土交通省 部分断熱等実証委員会「ご自宅の中でよく使う生活空間から優先して断熱改修しませんか?」(令和6年6月)。本文では「国土交通省のパンフレット」。紙面 p.2(仮住まい、家具の移動)
- LIXIL 取扱い説明書「インプラス・インプラス for Renovation 防音・断熱内窓」MAL-78Q(2025年4月1日)PDF p.3(外窓の内側に取り付ける前提)
- LIXIL インプラス 製品ページ(1窓あたりの取付時間)、サポートページ(現場の状況で変わる)
- LIXIL Q&A「内窓「インプラス」の取り付けについて知りたい」(カーテンレールの移設、ブラインドの撤去)
- LIXIL お役立ちコラム「浴室リフォームで失敗!4つの失敗例と対策方法について」(工事中の入浴、近所の入浴施設)
- 建築基準法施行令 第22条(居室の床の高さ及び防湿方法)
- 家暖リフォームのアンケート「冬の家の寒さについて」(2026年11月1日回収。九州の戸建てについての答え100件、ランサーズで募集した有料のアンケート。引用は、引用に同意した人の答え)

