天井断熱で寒さ・暑さを解消
夏のムワっとする暑さの原因
夏、家に帰ったときのムワっとする暑さ。
特に2階の暑さはとても気になるところです。
1階よりも2階が暑いのは、太陽に熱せられた熱が2階に伝わってくるから。
多くの住宅で天井・屋根の断熱は100mm程度しか有りません。
あの強烈な太陽の熱を10cmの厚さで防ぐのは難しいと言うのがなんとなく想像できるかもしれません。
冬の暖気の逃げ
雪国で名物のツララ。あの氷は屋根の上に積もった雪が暖房の暖気により暖められて水となり、屋根からしたたったものが再度冷気により凍り、あのようになるそうです。
せっかくお金を出して暖めた空気で雪を溶かしてしまっているんですね。
九州でも冬は氷点下近くになり、イメージと異なり決して暖かいとはいえません。
天井・屋根の断熱性能が低いと家の暖気で外の空気を暖めていることになり、なかなか暖房が効かない原因となっています。
天井断熱の方法と効果
天井にブローイング工法と呼ばれる手法でグラスウールを空気と共に約200mm吹き込みます。
ブローイング工法は一般的なロールタイプのグラスウールと異なり、隅々まで隙間なくグラスウールを充填することが出来ます。天井は形状が複雑なのでこの工法が非常に有効です。
またグラスウールはセルロースファイバー等と異なり軽量な為、天井への負荷が最小限となります。
夏は熱気を効果的にカット。
冬は暖気が逃げるのを防ぎます。