内窓設置工事で暑さ寒さを解消
なぜ窓から冷気が入ってくるのか
日本の窓は海外と比べ非常に断熱性が低いのが特徴です。
というと、ヨーロッパやアメリカの話かと思うかもしれませんが中国や韓国の窓と比べてもかなりのレベル差があります。
一般的なアルミサッシはアルミとガラスという非常に熱を通しやすい材料で出来ています。
とくにアルミは放熱板に使われるほど熱伝導率が圧倒的に高く、家の温度を外に伝えるためのような存在となってしまっています。
熱伝導率
アルミ 220W/(m・K)
ガラス 1.0W/(m・K)
コンクリート 1.6W/(m・K)
木 0.12W/(m・K)
グラスウール 0.036~0.045W/(m・K)
窓の断熱性能を上げるには
窓を構成するのは窓枠とガラスですので、これを断熱性能が高い物に変更していきます。
窓枠 アルミから樹脂・木材へ
ガラス シングルガラスから空気層を挟んだペアガラス、トリプルガラスへ
内窓用の製品ではまだトリプルガラス製品は出ていないので、2枚のガラスの間に断熱性の高いガスをいれたペアガラスが最高性能となります。
窓暖リフォームの方法
既存の窓枠に内窓を取り付けます。
窓枠に余裕がない場合は窓枠を少し広げる「ふかし枠」をいれ内窓を設置します。
通常はペアガラス(Low-eガラス)をいれた樹脂枠の窓を設置します。