最新のエアコンでコストと暖かさを両立
最新のエアコンを使うことで、断熱リフォームの効果をさらに上げることが出来ます。
冬は灯油を使った暖房を使っている家庭も多いと思いますが、大分で使われているストーブやファンヒーターは排気を室内にだすFFヒーターと異なり灯油を燃やした後の有害なガスも室内に排気してしまいます。
そのため1時間に1度は空気の入れ換えをする必要があります。
せっかく暖めた空気を外に捨ててしまうわけですから、非常にもったいないですね。
エアコンの暖房は効かない。と思っている方も多いかもしれませんが、最新の高効率エアコンを導入するとかなりのレベルで暖まります。
市場で評価の高いメーカーの中から低温暖房能力の高い(例えば8kw以上など)を選ぶのがコツです。
その際にエアコンの畳数表示を当てにせず、「能力」の部分に着目して下さい。
「能力」の大きな数字を見るのではなく暖房(0.3~5.7)の部分を見て暖房・冷房の最大能力を確認します。
今お使いのエアコンの能力を調べて比較すると選びやすくなります。
また下部の低温暖房能力が真冬の時に参考になる能力です。
画像はパナソニックホームページよりの引用です。
省エネ性能・冷暖房能力…エアコン選びのためのカタログの見方
三菱電機 ルームエアコン 霧ヶ峰シリーズ
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/product/
ダイキン ルームエアコン
https://www.ac.daikin.co.jp/roomaircon
ファンヒーターとの比較
エアコン
三菱電機 MSZ-ZW4023S
低温暖房能力 8.2 kW
ファンヒーター
コロナ FH-VX7323BY
暖房出力 7.25kW
どちらも能力的によい製品を選んでみました。
実際に比較してみると意外なことにエアコンの方が暖房出力が高くなっています。
エアコンの弱点は外気温に暖房能力が左右されることにあります。
そのため寒いときは暖房が効きにくいという、少し本末転倒な部分がありました。
しかし現代では2度という寒さでファンヒーター以上の能力を確保しているので、心配はいりませんね。
ただ、エアコンの弱点は上部についているので足元が温まりにくいという欠点があります。
少し割高で能力が落ちますが、床置き型エアコンもありますのでこのような商品の活用も良いと思います。
スペックを見ての選定は慣れないと難しいので、是非ご相談下さい。